ばね製作事例集
「ばね製作記 逸品」
「ばね製作記 逸品」
ピアノ線 難加工・ばね製作事例一覧
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フック立ち上がり部のRの曲げが大きい引張バネ
- 引張ばね
- ピアノ線
- 専用治具を独自開発。
- フック立ち上がり部のRを大きく曲げて折損を回避
- スプリングバックを考慮して加工
- 対向角の厳しい公差をクリアするため、熱処理後の変化を想定して加工
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耐久性が高い両絞りフックの引っ張りバネ
- 引張ばね
- ピアノ線
- フック部の線径をばね部の線径より太くできるメリットも
- 両絞りに必要な専用の治具を独自開発
- 手作業の加減が職人技
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円形フック付き、片側座面のみ研削(研磨)したバネ(トムソン型打ち抜き用)
- 圧縮ばね
- ピアノ線
- フック部分を涙型ではなく円形に成形
- 片側の座面のみ研磨
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コイル径が小さく、巻きピッチが非常に粗いワイヤーガイド
- その他特殊ばね・線材
- ピアノ線
- バネの特性を利用した小さいコイル径の実現
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太線・大型、尚且つ、テーパーになっているコイル(掃除棒)
- その他特殊ばね・線材
- ピアノ線
- オリジナルの専用芯金を製作
- コイル材ではなく直線材から加工
- コイル外径が大きくピッチが粗いため調節が難しい
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フック部がコイル状の引張バネ(変形フック)
- 引張ばね
- ピアノ線
- 手作業で一直線のコイルを作った後、専用のフック成形ツールを使用してフック部を作成
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コイル外径(D/d)が大きく、内径公差が厳しいワイヤーバンド
- 線材曲げ加工品
- リング
- ピアノ線
- リング部分のスプリングバックの管理とツマミ部分のRの管理、厳しい公差をクリアするため、非常に繊細な調節が必要
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コイル外径(D/d)の非常に大きなワイヤーバンド
- リング
- その他特殊ばね・線材
- ピアノ線
- 切り口の広いリングの場合涙型になってしまう性質があるところを、Rの微調整で円形に修正
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巻き上げ機構のブレーキ用角バネ(平角線)
- その他特殊ばね・線材
- ピアノ線
- 自動機が不可能なため、芯金巻きにて製作
- フック部の公差±5°を正確な熱処理の管理で実現
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公差±0.2のワイヤーリング
- 線材曲げ加工品
- リング
- ピアノ線
- 外径φ90というD/dの大きさの輪に突起部を作成
- 通常の加工手順を変更して、公差の要求を実現
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ホースバンド
- トーションばね
- リング
- ピアノ線
- 非常に短い先端曲げ部分を、金型のセット
- 調整を工夫して加工
- 生産30万個以上
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パネルや鏡等を取り付けるキャッチスプリング
- 線材曲げ加工品
- ピアノ線
- 3段階の加工で厳しい公差要求をクリア
- 職人による緻密な調整により、長さの公差±0.1の加工が実現
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異形線(平線)の引っ張りバネ
- 引張ばね
- ピアノ線
- 異形線(平線)をあえて寝かせて巻き取ることで大きな初張力を得た逸品
- 立てて巻き取るだけでも難しいところを寝かせて巻き取るのはまさに職人技
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全長1m20cm、電線・ケーブルの保護スプリング
- 引張ばね
- ピアノ線
- 1m20cmもの長さを考慮した専用の設備を用意
- 10m以上伸ばしてもへたらない、コイル外径にばらつきもないバネを製作
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異形線の圧縮バネ(プレス加工機用ダイバネ)
- 圧縮ばね
- ピアノ線
- 平線は面が倒れてしまうため自動機での加工が不可
- オリジナルの機械を用いて手で正確に調整
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左右等間隔のピッチのダブルトーションバネ
- ダブルトーションばね
- ピアノ線
- 左右逆のバネ材の性質を精度の高い熱処理で解決