ばね製作事例集
「ばね製作記 逸品」
「ばね製作記 逸品」
引張ばね 難加工・ばね製作事例一覧
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薄くて強い荷重を発揮する自動車部品用の引っ張りばね
- 引張ばね
- ピアノ線
- 限られたスペースで要求された荷重を満たすため、平らなバネを提案
- 線材をねじれさせず真っ直ぐに保つのが困難
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難加工かつ量産を前提としたD/d≒2の細長いコイル
- 引張ばね
- ステンレス鋼線
- D/d≒2かつ、細いため自動機での加工は不可
- たわみの誤差がシビア
- 熱処理で調節することで、手加工の時間を短縮し、かつ精度を高めることが可能に
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一見、普通の両絞りバネに見えるがそうではない、難加工のバネ
- 引張ばね
- ピアノ線
- コイル部分とフック部分で異なる線径を用いることで高い耐久性を実現
- 専用治具を用いて職人による手作業にて加工
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両端をリング状とフック状に加工した引張バネ
- 引張ばね
- ピアノ線
- リング部分のD/dが非常に大きい
- フック部分は一度巻いた線材を特定の長さまで引っ張り戻して加工
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2本の細い線材を並列に巻いた引張バネ
- 引張ばね
- ステンレス鋼線
- 2本の線材を同時並列に巻いて加工
- 専用の芯金を製作
- 4本同時に巻いたものもあります
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巻を階段状にずらした引張りバネ
- 引張ばね
- ピアノ線
- 巻部分の片端を一巻ずつ階段状にずらした特殊形状
- 専用のガイドを作って製作
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SUS304-WPBを使用した変則の側面丸フックの引張バネ
- 引張ばね
- ステンレス鋼線
- 丸フックに直線部を含むため自動機での加工は不可
- 岩津独自開発の治具で正確かつスピーディーな加工が実現
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初張力に公差がある引張バネ
- 引張ばね
- ステンレス鋼線
- 初張力の公差を実現するため、あえて熱処理なしで加工
- 職人による絶妙な巻き加減
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インチ単位のサンプルをミリ単位で実現した斜め丸フックの引張バネ
- 引張ばね
- ステンレス鋼線
- 海外製のインチ単位の製品をミリ単位で実現
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脱落防止用の緩衝バネ(噴霧器部品)
- 引張ばね
- トーションばね
- その他特殊ばね・線材
- ステンレス鋼線
- フック部の小さい折返しを専用の金型を用意して実現
- 熱処理後に径が大きくなる性質を考慮し加工
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直線部が非常に長い引張バネ
- 引張ばね
- ステンレス鋼線
- 直線部が非常に長いため伸直線を利用
- フック部分D/d≒30の加工を実現
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薄く編み込み型にした自動車バッテリー部品の引張ばね
- 引張ばね
- 硬鋼線
- 多数の曲げ工程数があるにもかかわらず指定の薄さを実現。
- 線材のねじれをなくす独自の曲げ加工法を開発
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フック立ち上がり部のRの曲げが大きい引張バネ
- 引張ばね
- ピアノ線
- 専用治具を独自開発。
- フック立ち上がり部のRを大きく曲げて折損を回避
- スプリングバックを考慮して加工
- 対向角の厳しい公差をクリアするため、熱処理後の変化を想定して加工
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線径の細い、逆丸フックの引っ張りバネ
- 引張ばね
- 硬鋼線
- 小ロットのため手作業での製作
- 岩津独自の治具「環立て」で高品質・短納期を実現
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耐久性が高い両絞りフックの引っ張りバネ
- 引張ばね
- ピアノ線
- フック部の線径をばね部の線径より太くできるメリットも
- 両絞りに必要な専用の治具を独自開発
- 手作業の加減が職人技
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フック部がコイル状の引張バネ(変形フック)
- 引張ばね
- ピアノ線
- 手作業で一直線のコイルを作った後、専用のフック成形ツールを使用してフック部を作成
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異形線(平線)の引っ張りバネ
- 引張ばね
- ピアノ線
- 異形線(平線)をあえて寝かせて巻き取ることで大きな初張力を得た逸品
- 立てて巻き取るだけでも難しいところを寝かせて巻き取るのはまさに職人技
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全長1m20cm、電線・ケーブルの保護スプリング
- 引張ばね
- ピアノ線
- 1m20cmもの長さを考慮した専用の設備を用意
- 10m以上伸ばしてもへたらない、コイル外径にばらつきもないバネを製作
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猟具(猪罠)用の引張バネ(押し引きバネ)
- 圧縮ばね
- 引張ばね
- トーションばね
- 硬鋼線
- トーションバネの足が長く、自動機での加工ができないため手加工にて製作
- 初張力0、応力が低い