材質:SWM-B(普通鉄線)
線径:2.0mm
D/d≒54
- D/dが非常に大きいためスプリングバックとひずみの考慮が必要
D/dが非常に大きいためスプリングバックとひずみの考慮が必要
鉄線はバネ鋼に比べてスプリングバックの割合は小さいものの、D/dが大きいために、外径110mmのRにするために、径78mmの芯金に巻き付けてスプリングバックを利用して目的の径にします。先端が交差するため、その後ひずみとりの処理が必要にもなってきます。
先端の位置合わせが必要
ベンダー加工で直角に2箇所曲げた後は、先端を先程と同じRに曲げていきます。先端同士が左右対称の位置にくるよう、こちらもひずみをとって位置を合わせて加工をしました。
岩津発条では、手加工が必要な製品の製作を多数行ってきました。職人技を駆使して最適な加工を行いますので、お困りの方はぜひお問い合わせください!