材質:SWP-B(SWRS)
線径:0.8mm
外径:4.4mm
・ピッチと自由長のコントロール
・両端が連続するよう形状を工夫
こちらの逸品はピッチ間隔や自由長をコントロールすることに気は配ることはもちろん、無駄な加工工程を省略してコスト削減を実現した点がポイントです。
①ピッチと自由長のコントロール
ピッチの間隔が異なるので自動機の設定で細かい調整が必要です。また、最終的な自由長も決まっているのでその長さになるよう加工する必要があります。
②両端が連続するよう形状を工夫
この逸品は両端の巻き終わりの径が大小ことなるのですが、量産時を考えた際に、完成する度に先端カットを調節していてはコストがかかるため、径が大きい方の内部に小さい方の径が入り込んだような形状にすることで、連続して加工後、間をカットするだけ、という非常にシンプルな加工でコストを抑えることができました。
岩津発条では、製作の過程で生じる手間をあらかじめ考慮して、できるだけコストを抑えた提案も可能です。ぜひ一度ご相談ください!