コイル外径が大きい、ピッチ巻きのトーションバネ

コイル外径が大きいため、スプリングバックの影響も大きく、径の管理が難しくなります。
熱処理後の径の変化を考慮した加工が必要となります。

また、こちらのトーションバネはピッチ巻きとなっています。

トーションバネではアームの角度が決まっているため、ピッチの管理は非常に難しいです。
ピッチが0.1ずれてしまっただけで、アームの角度がずれてしまいます。

そのため、ピッチ間隔の管理をし、更にはアームの角度も管理しなければならず、
高い技術力を要した逸品でした。