M6ナットをはめるテーパー状密着圧縮バネ

密着バネとテーパー状の圧縮バネが一体となった製品となっています。
溶接したのではなく、自動機で一気に巻いております。
M6ナットがしっかりとはまるように公差を±5/100で管理しました。

こちらの製品を加工する上で一番大事なことはお客様への徹底したヒアリングです。
「ナットがしっかりとはまる」なんてものはお客様の感覚が全てです。
そのはめ具合を数値化し、ピッチや線径を割り出していきます。
自動機での加工となりますと、初めの製品の仕上がり具合で公差等をチェックするのが
通常ではありますが、今回は非常に公差が厳しい為、細かに製品のチェックを行いました。
そのため、精度の高い逸品へと仕上げることができました。

お客様は最初別の企業様にご対応いただいていたようですが、「加工始めにバリがでる」や
「ピッチ間隔がうまく合っていない」などバラつきがあり困っているとのことでした。
岩津発条ではこれまでも今回のような逸品を製作した実績がありましたので、
お客様に最適なご提案及び製作ができました。