コイル外径(D/d)が大きい、異形線の線材加工品

従来はコイル外径(D/d)が大きい、且つ、異形線であるため手加工を行っておりましたが、
岩津発条ではコイリングで可能な専用機を設置したため、自動機での加工が可能となりました。

手加工の際は長巻加工で行っていたため、ひずみの調整を毎回する必要があり、
また歩留りも7割程度でした。

当初は小ロットでの対応が多かっこともり手加工で足りておりましたが、最近ではロットも大きくなり、
手加工では効率性が悪くなったため、専用機の設置を行いました。

専用機による加工で、ひずみを調整する工数が削減され、また歩留りも98%と、
ほぼミスなく加工することで大幅なコストダウンにも繋がりました。