チタン合金を使用した線材曲げ加工品

外観を非常に重要視し、傷がないことが特徴です。
傷をつくらず加工するにはツールが製品を傷つけることを防ぐことが重要です。
防ぐ方法としては以下の2点が挙げられます。
1.ツールの先端を硬質クロームメッキに表面処理をし、バフ研磨で仕上げます。
2.ツールの先端に小さいベアリングをつける。

1に関しては、先端部をピカピカにすることで製品を傷つけることを防ぎます。

2に関しては、ベアリングをつけることで製品にツールが接した際に一点に力が集中してしまうことを防ぎ、滑らせることで製品に対する負荷を軽減することができます。

もう一つの特徴としては、線材曲げ加工品の先端部のRが非常に小さいことです。
曲げが小さいため専用の芯金を必要としました。
傷をつけずに、且つ難加工も実現とまさに職人しかできない逸品となりました。