材質:SWP-B(SWRS)
線径:φ3.2
リング外径:φ90±0.2
線径φ3.2に対して外径φ90というD/dの大きさの輪に突起部を作り、公差±0.2を要求するなど、もはや不可能に近い依頼でした。
通常はリング加工を行ってから、突起部、足という順で加工を施すかと思いますが、その方法では外径90±0.2が確保できませんでした。
そこで、外径R加工を1工程ずつ追っていくことで、公差追従を可能にしました。
ちなみに、3個の試作品を製作するのに2日半掛かかるような大変な作業でした。大変ではありましたが、お客様には非常にご満足いただけました。